五本目:アップサイドダウン

今日のおつまみはカルビーポテトチップスうすしお三ツ矢サイダー

 

あらすじ(Amazonより)

“二重引力"が存在する世界。
真反対に引力が作用する双子の惑星は、貧困層の住む“下の世界"と、富裕層の住む“上の世界"に分かれ、両世界間の交流は法で厳しく禁じられていた。
下の世界に住む少年アダムは、上の世界の少女エデンに出会い、二人は恋に落ちる。
だが、二人が一緒にいるところを境界を監視する警備員に見つかってしまう。
急いで上の世界へ戻ろうとしたエデンは落下し、頭を強く打って意識を失う。
10年後。
偶然エデンの生存を知ったアダムは2つの世界を唯一繋ぐ「トランスワールド社」に入社する。
危険を承知で上の世界へ潜入し、エデンとの再会を試みるが・・・。
重力が真反対に働くそれぞれの世界に捕らわれたアダムとエデン。
果たして二人は、この運命に打ち勝つことができるのか―?

 

感想

パッケージの裏書きからも危惧してはいたけどかなり恋愛色の濃い作品でした。上映時間の8割は二人がイチャコラする展開か、アダムがエデンに会うために奮闘する展開のどちらか。あらゆる障害や困難も乗り越えてただ愛のために直進する!というストーリー。

SF要素としては双子惑星に近い世界で互いに重力が反転している二世界間で起こる問題を描いている。下の世界で生まれたものは上の世界に行っても下の世界の重力に引っ張られる。・・・はずだが、上の世界の十分な重りを付けていれば(上に着地するのはいいとして)体にかかる重力まで無視されている。また、逆の世界の物質同士が触れ合うと発熱し冷却しなければやがて発火する。・・・はずだが、呼気は発火しないし、ビンに入れたネジなども発熱した様子はない。

総じて、二人の(主にアダムのだが)愛の強さを強調するための味付けとしてSFがあるという印象。

 

総評

これは恋愛映画ですね。評点は無しです。