十二本目 アーストゥエコー
今日のおやつはカルビーポテトチップスうすしおと三ツ矢サイダー。
あらすじ(Amazonより)
高速道路建設のために、町全体が強制退去を余儀なくされ、もうすぐ離ればなれになってしまう親友同士の少年3人。明日がいよいよ別れの日という時、突然、街中の携帯電話に不可解な画像が映し出される。建設会社はこの現象が工事の影響だといい、全住民の携帯電話を無理やり回収しようとする。そのことに疑念を抱いた少年タックは、携帯に映った画像がある場所への地図だと気づき、親友のアレックス、マンチと共に真相を突き止めるために、地図が指し示す闇深き砂漠へと向かう。そこで彼らが遭遇したのは、遥か彼方の宇宙からやってきた未知の物体だった・・・
感想
ほぼ全編通して主人公タックが撮影したカメラの映像という設定。手撮り、あるいは装着型のカメラの映像のためたいへん揺れる。酔う。
SF要素としては「事故等で不本意に地球に滞在している宇宙人の帰還のために主人公が手を貸す」もの。よくあるやつですね。この筋のものは全部そうとも言えるけど、宇宙人が友好的とは限らないはずなんですよね。コミュニケーションを取ってから敵対的でないと判断する描写がちょっと薄かったんでそこが引っかかったかなと。
主人公たちは場当たり的に宇宙船修理に手を貸すが、本格的に捜索しているはずの大人たちは人数も多く専門家もいるはずなのになぜ主人公たちに後れを取っているのか・・・加えて、宇宙人の技術を盗むというか奪う前提のスタンスもどうなのか。交渉して技術を学ぶという選択肢はないのか?とも感じた。そこは物語の展開上のご都合というやつなんだろうか。
ご都合と言えば行く先々で器物損壊不法侵入を繰り返しても一切つかまらないのも結構変だなって思いました。
総評
題材はありがち、カメラは酔う、ご都合な大人たち。映像自体は見れなくないし、ストーリー的筋は通ってる。
可もなく不可もなくということで50点とします。