九本目:アビス完全版

今日のおやつはカルビーさやえんどうとサントリーCCレモン

 

あらすじ(wikipediaより)

海底油田の海中採掘基地付近の海域で、原子力潜水艦が行方不明となる。バッドをはじめとする採掘基地の作業員らは捜索のため、暗黒と水圧が支配する未知の海溝「アビス」へと向かうが、そこで待っていたものは、海底深くに生活していた人類とは違う生命体だった。

しかし、軍の特殊部隊から派遣されたコフィは、未知の生命体の存在を信じなかった。原潜沈没の原因をソ連の攻撃と信じるコフィは報復のため、沈没した原潜から核弾頭を極秘に回収するが、不慣れな海底活動でのストレスと重責へのプレッシャーから、徐々に正気を失っていく。

核弾頭を巡る作業員たちとコフィの攻防戦を経て、海溝深く沈んだ核弾頭を無力化するため、バッドは人類未踏の深度へ潜航する。

 

感想

長い。3時間あった。完全版ってやつだからかな?

海底モノですね。海底ならではの浸水や水圧、低温、閉鎖空間。地上(海上?)との連絡が途絶えた時のパニックなど。生身で深海に出てたけど一瞬でぺちゃんこになったりしないのかな。

未知の生命体(以下EDFに倣ってフォリナーと呼称)要素は無くても良いんじゃないか、というのが正直なところです。フォリナーは話の8割進むまで、時々現れて電気障害を起こすだけにとどまり、特に話には絡んでこなかった。それでいて本格的に姿を見せたあともなんだかメッセージ性の高いことを言ってくるだけで話の本筋には関係ない様にしか感じませんでした。

フォリナーもだけどほとんどの作品の宇宙人はなぜか地球を侵略してくるか、星としての地球を守るために人類を諫める(あるいは滅ぼす)奴ばっかりなんですよね。平和的に移民しようとするとか外交しようとする奴はあんまりいない感じがする。まあそうするとお話になりにくいからそういう作品が少ないだけかもしれないけど。

バッドとリンジーの仲直りも一つの要素だったけどバッドは最初っから未練がある風だったのが面白かったです。

 

総評

フォリナーの蛇足感はあるものの全体としては面白かったです。

100点満点で80点です。